WSL が Microsoft Store からインストール可能に

投稿: 2021年10月12日
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マイクロソフトは、Windows Subsystem for Linux(WSL) をプレビュー版として Microsoft Store で公開したことを発表しました。

A preview of WSL in the Microsoft Store is now available!
https://devblogs.microsoft.com/commandline/a-preview-of-wsl-in-the-microsoft-store-is-now-available/open_in_new
  • WSL が Microsoft Store 経由でインストールできるようになった
  • インストールにマシン再起動が不要に
  • 利用の前提条件は Windows 11。Windows 10 は対象外
  • WSLイメージを Windows から切り離す

    現状の WSL は通常 wsl --install のコマンドでインストールし、Windows の機能の一部としてインストールします。 このコマンド幾つかのことを内部でやっており、WSLのダウンロード、Windows の機能の有効化などを行ってくれます。その後、マシンの再起動が求められます。

    マイクロソフトの記事によると、今回のリリースで WSLのバイナリを Windowsから切り離し、1つのアプリケーションとして Microsoft Store からインストールできるようにした、とのことです。 その結果、マシンの再起動が不要となり より簡単にインストール・アンインストールが行えるようになっています。

    Windows 11 の利用が前提

    Microsoft Store で公開された WSL(Preview) 利用の前提条件として 2つ挙げられています。
    1つは Windows 11(ビルド番号 22000 以上) であること、もう1つは VirtualMachinePlatform というオプションのコンポーネントが有効化されていること、です。 オプションのコンポーネントはコマンド 1つで有効化できるので、再起動が発生する現状よりかは手間ではなさそうです。

    実際にインストールしてみる

    Windows 11 端末でインストール、といってもボタン押す程度でダウンロードして、すぐにインストールが完了しました。 これまでの WSL は WSLインストール時にデフォルトで Ubuntu のディストリビューションが一緒にインストールされていましたが、 Microsoft Store版はデフォルトではディストリビューションは何もインストールされないように変更されていました。

    画像_2021-10-12.jpg
    Windows 11 になって Microsoft Store 回りの改善やアナウンスが続いており、Store に力を入れているのが感じられます。 このアナウンスでも
    『Our goals are to make WSL in the Microsoft Store the best way to install and use WSL (訳:私たちのゴールは WSLのインストールや利用において Microsoft Store を最良の方法とすることです)』と書かれていました。

    Microsoft Store は自由にソフトウェアがインストールできるため、企業内のネットワークとかだと起動できないように設定されてるとこもありそうなので、 今後、Microsoft Store が使えない環境は不便さを より感じるようになるかもしれません。